イヤイヤ働いても仕方がない

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最強の自由人、2ch管理人ひろゆきサイボウズの対談。

非常に楽しませてもらった。

 

サイボウズ式の記事はいつも長いんだけど、今回は非常にコンパクトだった。

それも扱っているテーマと対談する相手を考えれば妥当かな。

 

非常にスマートに答えを導くひろゆきにたいして、

ブラック企業を駆逐する方法を問う。

 

ものすごくスマートな答えが返ってきていて、

無駄にスペースを稼ぐ必要の無い内容だった。

 

ひろゆきの言うように、イヤイヤ働いている人が居なくなれば

ブラック企業は無理矢理人を働かせることができない。

よってブラック企業は経営を維持できなくなり駆逐される。

 

その結果ホワイト企業がその業績を伸ばし、雇用が拡大し、

従業員も企業も社会も幸せになる。

 

しかしここに至るには非常に大きな障害がある。

 

それは「経営者の意識」「世間の常識」がまだ

グローバルスケールに比して時代遅れであること。

 

いまだにいろんな職場を経験してきている人に対して

「そんな転々として・・・」というようなレッテルを張る経営者が居る。

 

しかしそうではない。

なぜ転職をしてきたのか? それをしっかりと深掘りすることが出来れば

このような認識には決して至らない。

 

そんな理由があるなら辞めて当然だ!

と労働者側の立ち位置になって考えて挙げなければならない。

 

このように労働者と真摯に向き合って話をすることが出来る経営者、

もしくは経営者の変わりとなる人事の責任者が日本には少ない。

 

労働者が会社を辞めてきた事など、非常にどうでもいいこと。

 

大事なのは

「何故当社に応募をしてきたか?」

「当社で何が出来るか?」

それだけ。

 

恋愛に擬えると、付き合いたい人が

「前にどんな奴と、どんな付き合いをしてきたか」

「なぜ別れたか?」はどうでもいい。

 

付き合いたい人について

「なぜ自分は相手に惹かれているのか?」もしくは

「なぜ相手は自分のことが好きなのか?」そして

「その相手とどうしていきたいか?」

こちらが大事。

 

いろんな職場を経験してきたということは

いろんな職場で生き抜くことが出来るという事に他ならない。

 

マイナス評価を打ち消すのがメジャーな手法の一つになっている背景には

人事のスキルを見抜く力の不足と責任感の欠如が挙げられる。

 

面接においてスキルを見抜くことが出来ないからこそ

心理学や手相みたいな根拠薄弱なSPI試験というフィルターを通してしか

労働者を計ることが出来ない。

 

ブラック企業を無くすための法整備としては、

ひろゆきのいうような仕組みがあると、ものすごく快適な労働市場になるだろう。

 

そして働く側としてのスピリットとしても非常に的を射ている内容。

しかしそれは働きやすくなるためのスキームの一つに過ぎない。

 

 

現代ではまだ労働者は経営者の私物のような扱いになっている。

そうではなく、ビジネスパートナーとして捉えられなければ

今度経済は発展してゆかないだろう。

 

私物のような扱いだから、過去に欠損が無いか? 会社を辞めないか?

というマイナスを打ち消す要素をたくさん見つけて安心して所有する。

 

そうではなく、パートナーとしてどのように活躍してくれるのか?

という期待と信頼を持って接することが出来れば

お互いより良い関係を作っていけるはずだ。