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これは非常によく判るトピックだった。

 

なぜこういう事態になっていったかっていうと、

日本に根付くよく言えば「謙遜」、率直に言えば「卑下」の精神。

それが少なからず影響している。

さらに追加すると「自己犠牲」の精神や「臆病」気質なんかもある。

 

自分は仕事ができない人間だ。

自分の残業など評価されるべきではない。

なので時間外労働など申請すべきではない。

自分が苦しめばいい。それで済むならそれでいい。

自分が目立つようなことをしていろいろな矢面に立ちたくない。

これが違法就労につながっている。

 

飲食業についても同様。

うちの料理は特段美味しい物ではない。

なのでそんな高い料金が取れるわけがない。

値段で勝負するしかない。

でも変な値段設定をしたら変な噂を流されてつるし上げられるかもしれない。

これが低価格競争につながり、人件費の不当な圧縮に結び付いている。

 

もっと企業も労働者も堂々としたらいいよね。

 

うちの料理はこんだけ手間暇をかけている。

なのでこのくらいの値段はいただきたい!

多少高いかもしれないけど、そう思う人は食べに来なくてもイイや。

そのくらいの意気込みでいい。

宅配ピザはこのスタイルで上手くやっている。

 

これが分不相応な値段設定なら自然淘汰される。

見えづらい付加価値が付いているならそれは可視化すればいいだけ。

 

労働者についても同様。

自分はしっかり労働をしたのだからその分の賃金は頂こう。

自分は無能かもしれない。

しかし、その無能をしっかり使えない会社も無能では?

 

自分の代わりはいくらでもいるかもしれない。

なら、そう思われないようなオリジナリティを出そう!

そのくらいの気概が欲しい。

 

ビジネスマンも企業ももっと毅然と自分の価値を主張した方がいい。

その価値が誤りであればほどなく粛清される。

 

今日本経済が回っているのは、違法労働によるところが大きい。

中小企業が違法労働を強いる時の決まり文句は

サービス残業が無くなったらウチ、倒産してしまう」

でも、ほんとにそうなのか? 私腹を肥やしたいだけでは?

 

法律を守っていたら倒産している企業に支えられている日本のビジネス。

これはいわば砂上の楼閣。

もちろん、一部の優良企業は適正な労働を行っていることだろう。

 

違法労働を強いる中小企業 VS 適正な労働環境のホワイト企業の戦い。

前者が勝利したらどうなるのかと思うと戦々恐々だ。