ブラック自慢はなんのため?

人と話していると延々ブラック自慢をする人が居る。

 

残業が出ない。

人がどんどん辞めている。

上司がクソだし、社長が一番クソ。

新人が全然仕事が出来ない。

顧問みたいなずっと昼寝してるおじさんがいる。

こんなのをよく聞く。

 

素直に思うことは「なんで辞めないんだろう」ってやつ。

 

その会社にいることで利益より不利益が多いのならば

明日にでも辞めて良い。

 

でも文句を言う人に限って辞めない。

 

きっとブラック自慢をしている人は自分に自信が無い。

 

だから自分以外のせいにして自分の無能さがバレないように

ひたすらに他者に対して言及する。

 

もし自分が優秀と判っているのならばそんな会社は即刻辞めて

新天地で活躍をすればいい。

 

でもそれは出来ない。

 

その会社に相応しい能力しか持っていないならば新人は昨日の自分、

クソな上司は明日の自分ということになる。

 

それを「こきおろす」ということは、遠くない未来

自分は「こきおろされる」ことになる。

それが嫌ならこきおろすべきではない。

 

残業代でないわー。ストレスで体壊すわー。なんていうと

他人はうわべでは「たいへんだね」っていう。

 

そして「その会社、ダメだね」っていっしょに攻撃をしてくれる。

ここがブラック自慢の愉悦ポイントなんだろう。

 

そりゃ本心では「なんで辞めないの?馬鹿なの?」って思ってるけど

そんなこと言うわけにはいかないから一応心配した振りをする。

 

それを「心配されてる!!!!」みたいなトンデモな受け取り方をしちゃうと

ブラック自慢が捗ってしまう。

 

 

 

ブラック自慢をしている人に自覚してほしい。

 

ブラック企業ブラック企業として成立しているのは

他でもないブラック企業の勤め人が居るせい。

勇気を持って辞めることがブラック企業の駆逐につながる。

イヤイヤ働いても仕方がない

cybozushiki.cybozu.co.jp

 

最強の自由人、2ch管理人ひろゆきサイボウズの対談。

非常に楽しませてもらった。

 

サイボウズ式の記事はいつも長いんだけど、今回は非常にコンパクトだった。

それも扱っているテーマと対談する相手を考えれば妥当かな。

 

非常にスマートに答えを導くひろゆきにたいして、

ブラック企業を駆逐する方法を問う。

 

ものすごくスマートな答えが返ってきていて、

無駄にスペースを稼ぐ必要の無い内容だった。

 

ひろゆきの言うように、イヤイヤ働いている人が居なくなれば

ブラック企業は無理矢理人を働かせることができない。

よってブラック企業は経営を維持できなくなり駆逐される。

 

その結果ホワイト企業がその業績を伸ばし、雇用が拡大し、

従業員も企業も社会も幸せになる。

 

しかしここに至るには非常に大きな障害がある。

 

それは「経営者の意識」「世間の常識」がまだ

グローバルスケールに比して時代遅れであること。

 

いまだにいろんな職場を経験してきている人に対して

「そんな転々として・・・」というようなレッテルを張る経営者が居る。

 

しかしそうではない。

なぜ転職をしてきたのか? それをしっかりと深掘りすることが出来れば

このような認識には決して至らない。

 

そんな理由があるなら辞めて当然だ!

と労働者側の立ち位置になって考えて挙げなければならない。

 

このように労働者と真摯に向き合って話をすることが出来る経営者、

もしくは経営者の変わりとなる人事の責任者が日本には少ない。

 

労働者が会社を辞めてきた事など、非常にどうでもいいこと。

 

大事なのは

「何故当社に応募をしてきたか?」

「当社で何が出来るか?」

それだけ。

 

恋愛に擬えると、付き合いたい人が

「前にどんな奴と、どんな付き合いをしてきたか」

「なぜ別れたか?」はどうでもいい。

 

付き合いたい人について

「なぜ自分は相手に惹かれているのか?」もしくは

「なぜ相手は自分のことが好きなのか?」そして

「その相手とどうしていきたいか?」

こちらが大事。

 

いろんな職場を経験してきたということは

いろんな職場で生き抜くことが出来るという事に他ならない。

 

マイナス評価を打ち消すのがメジャーな手法の一つになっている背景には

人事のスキルを見抜く力の不足と責任感の欠如が挙げられる。

 

面接においてスキルを見抜くことが出来ないからこそ

心理学や手相みたいな根拠薄弱なSPI試験というフィルターを通してしか

労働者を計ることが出来ない。

 

ブラック企業を無くすための法整備としては、

ひろゆきのいうような仕組みがあると、ものすごく快適な労働市場になるだろう。

 

そして働く側としてのスピリットとしても非常に的を射ている内容。

しかしそれは働きやすくなるためのスキームの一つに過ぎない。

 

 

現代ではまだ労働者は経営者の私物のような扱いになっている。

そうではなく、ビジネスパートナーとして捉えられなければ

今度経済は発展してゆかないだろう。

 

私物のような扱いだから、過去に欠損が無いか? 会社を辞めないか?

というマイナスを打ち消す要素をたくさん見つけて安心して所有する。

 

そうではなく、パートナーとしてどのように活躍してくれるのか?

という期待と信頼を持って接することが出来れば

お互いより良い関係を作っていけるはずだ。

情報過多社会を生き抜くために

超情報過多社会に突入している。

 

NAVERまとめ問題やWELQ問題など、情報がとにかく粗造され、

情報をしっかりと選んでいかなければならない時代。

 

あっさり情報を信じたり根拠の調査を怠ると思わぬ損失が生じる。

まさに情報が価値を持った時代になってきた。

 

ではいったい、何を信じていいのか?

好きな有名人が言っているから?

サイトに書いてあることが本当っぽいから?

 

その判断基準は各々持っているだろうが、

誰に対しても言えること、正解がある。

 

 

それは、エビデンス、つまり証拠を求めること。

 

 

たとえば、夜寝れない時に「眠れない、寝る方法」なんかで検索すると

もうとんでもない量の情報の波に飲み込まれることになる。

 

睡眠は人生の3分の1を占める一大イベントであり、

誰にも起こることなのでその需要は絶えない。

 

検索すると、いろんなサイトで色んな人が好き勝手なことを書いている。

 

その果てに「まとめ」としてどーでもいいこと締めをしたり

睡眠グッズのアフィリエイトを貼ったりしている。

 

最近はSEOの技術も発展してきているので、

上位に来ているサイトもアテにならない。

 

 

そこで「エビデンス」を求めてみる。

即ち「睡眠のプロ」が語っているかどうか。これに尽きる。

「プロ」か否かはその分野で生活をしているか否かで分かる。

 

その分野で生活をしているのならば研究成果を残していることもあるし、

発言に責任を持ってもらうことができるかもしれない。

 

そのサイトに書いてある情報に責任があるのか?ということをまず見る。

その責任を果たすために事細かに説明に説明を重ねているのならば良い。

 

しかしサイトの作成者がイラストやレトリックを駆使して

巧妙にスペース稼ぎをしながら有耶無耶にしているものもある。

 

エビデンスがあるとなしでは雲泥の差がある。

エビデンスがあればそこを軸にいくらでも展開できる。

エビデンスが無ければ煙に巻いて説明している風に見せる。

 

 

情報サイトを訪問した時、まず一番下までスクロールをしてみることをお勧めする。

 

睡眠関係のサイトであれば高確率で

「快眠グッズ」のご紹介やサイトへのリンクが張ってある。

 

 

つまるところ、そのサイトの目的はそこにある。

・グッズを買わせて収益としたい。

・リンクを踏ませ自サイトのアクセスを稼ぎたい。

 

そこに至るまでのテキストはすべてそこに誘導するための

ながーーーい「前振り」だ。

 

 

情報サイトを訪れた際、エビデンスがあるか?ということを

常に念頭に置いてみると情報の選別に一役買ってくれるに違いない。

 

 

 

ちなみに、最もエビデンスとして信用できるのは「弁護士」である。

 

彼ら自身が法律の専門家であるという事に加えて

しばしばその説明の為に法律を引用する傾向にある。

 

日本は法治国家であり法律は絶対的な正義となる。

 

法律を改ざんして引用することは弁護士の沽券にかかわる問題なので

そういった事態は想定しないでも良い。

金になりにくいWEBサイトにおいて情報を改ざんするほど

弁護士は浅はかではない。

エビデンスとしてはかなり信用できるレベルにある。

 

同様のことが「公認会計士」にも言える。

 

しかしながら、公認会計士は基本的に会社と一緒に仕事をするので

あまり世間に出てこない。

 

国が証拠を担保している。

これほど強いエビデンスは存在しない。

 

ちなみに医者は医学の専門家であるが、前2者ほど絶対的なものではない。

医学は常に発展していき、医者の腕は弁護士ほど均一化されていない。

 

また医者がブログなどで健康相談や指導をすることはほぼないので

エビデンスとしてはやや弱い。

しつこい夢真ホールディングス

就活をしていると、しつこい求人がある。

それは、夢真ホールディングスという会社の求人。

 

おそらくは10年以上リクナビNEXTの常連であり、

マイナビからもプロモーションメールが頻繁に来る。

 

ときどき、転職者の方から
「なんで御社はこんなに待遇が良いんですか?」
「今までに比べて良すぎるので、逆に自信が……」
「自分にはこれといったスキルもないし……」
といった声を聞くことがあります。

ですが、当社が経験一切不問の
採用を行っているのは事実です。

実際に
【一切の社会人経験がない方】
【何度も転職を重ねてきた方】
【数年の離職期間がある方】
……そういった方々も今まで大勢採用してきています。

 

 

みたいなことを書いてるんだけど、

その結果が、平均勤続年数2年3か月という離職までの期間の短さ。

(IR情報に拠る)

 

転職会議でもぶっちぎりの最低点である☆2を獲得。

 

ブラック企業で有名なバルテス

jobtalk.jp

 

先日、パワハラで人を殺した研修を行ったBWGを抱えるノジマ

jobtalk.jp

を軽く凌駕している。

 

ブラック企業の標準装備である「固定残業」もしっかり完備。

ホワイト要素が一切ないにも拘らず、広告費だけはあるようだ。

 

 

 

しかしメールのフィルターで「夢真を含むものを削除」などとやろうものなら

多くのメールをはじいてしまうことになる。

 

夢真」を避けたいがために他の有用な情報を削除することはできないので

ひたすら「夢真」という名の汚物をいろんなメールで目にすることになる。

 

多くの求職者にとって「夢真ホールディングス」の文字は

「しつこい」以外の何物でもない。

 

 

しかしながら、就職活動が上手く行かず、

「もう自分なんてどこにも相手にしてもらえないんだ」

とネガってしまった時にこの「夢真」を見てしまうと

気がふれて応募をしてしまうかもしれない。

 

夢真の求人はきっとそのような、死の予感をしたり

将来に絶望してしまった心神耗弱状態の人がターゲットなのだろう。

 

そのように考えると鳥貴族よろしく、最後の砦なのかもしれない。

 

人生に絶望して自ら死ぬ必要はない。

まずは夢真に入ってみてもいいかもしれない。

自分で死ぬよりも楽に殺してくれるかもしれない。

外食産業は最後の砦

転職活動をしていると激ヤバ求人に出くわす。


employment.en-japan.com

 

これなんかまさにそう。

外食産業がいかに劣悪な環境かというのがわかる。

 

月給を見ると

関東:月給26万871円以上

とある。

 

月額だけで見ると、けっこういいかも・・・?と思える。

 

しかしここには

残業:6万2966円(52時間分)

深夜:3万3905円(140時間分)を含んでいる。

つまり時間外を除く月額は16万4000円となる。

 

年間休日は111日。つまり年間の稼働日は254日。

254日を月数である12で割ると21.166。

これが月あたりのだいたいの稼働日数。

 

先ほどの月額、16万4000円を21.166で割ると7748円。

これが日額。

 

7748円を1日の労働時間、8時間で割ると968円。

これがこのお仕事の時給になる。

 

ちなみに

時間外 62966円を52時間で割ると1210円になる。

これは時給968円の1.25倍の数値。

 

月給26万871円以上!!!!」

と書いているけど実際は

「時給968円!!!!!」という求人になる。

 

鳥貴族のバイトはだいたい900円~なので

+70円の時給でバイトの2倍、3倍の仕事が出来るの?という感じ。

 

そして極めつけはコレ

◆住宅補助
⇒敷金・礼金ゼロで住める住居を用意します。家賃自己負担は月6~8万円程度。全エリアで対応。

 

家賃の自己負担が6~8万って、ほぼ全額自己負担ではないのか?

とも思える内容。

 

鳥貴族の求人のターゲットはこの辺の数字の感覚が無い人間だと思われる。

 

あ! げっきゅう26まんえんだ!!! やったー!!!

くらいの思慮の浅い人間でないとまず応募はしない。

 

鳥貴族の広報によると平均勤続年数は3年。

この数字にはもちろんアルバイトは含まない。

新卒、既卒、定年(定年まで勤める人など居ないと思うが)

全部をひっくるめて3年。

この勤続年数は非常に短い部類に入る。

 

外食産業はこのような人々に支えられている。

 

しかし逆転の発想をすると、

どんな人間でもとりあえず鳥貴族くらいは採用される。

 

なのでどうか絶望しないでほしい。

死ぬくらいなら鳥貴族で働けばいい。

死ぬのは鳥貴族に入ってからでもいい。

転職回数の多さはデメリット

就職活動をしていると時々出くわす求人がある。

「当社への応募は転職回数が2回までの方に限ります」

というやつ。

 

これは日本においてはまだ

「転職回数の多さ=デメリット」になっているということ。

 

ただ、実際は転職回数の多さはデメリットに直結しない。

 

転職は人生の大きな転機。

その時にその人が「転職する」という選択肢取っただけであって

転職自体にはなんら「悪」の要素が無い。

 

その時に「在職する」を選んだ人材が尊いかというと、そうでもない。

「自分は他では通用しないし残るしかない」

という消去法的な選択肢で在職を選ぶ人も居るだろう。

 

にも拘らずそこに拘る企業があるのは大変不思議。

 

転職回数が多いのであれば、その理由を面接で聞けばよいだけの話。

未来を見ると労働力不足がほぼ確定している日本経済下において

このような露払いをするのは、

いい人材を取るチャンスを自ら放棄しているようなもの。

 

 

「ゴールド免許」というものがあるが、アレにちょっと似ている。

 

「ゴールド免許」の保持者は果たして全員が

優良なドライバーだろうか?というと決してそうではない。

 

自動車の運転を一切していなくても「ゴールド免許」は取れる。

 

むしろ

一切運転していないからこその「ゴールド免許」という人も居るだろう。

 

転職もまさにそう。

 

もういまのままでいい。

転職はめんどくさい。

自分にはこの企業しかない。

他を受けに行く元気が無い。

他の企業もどうせクソだし、それなら今のクソでいい。

そういう人に対して転職市場で「ゴールド免許」が付与される。

 

しかし、その「ゴールド免許」は果たして

良質を保証しているのだろうか?

 

 

 

決してそうとも言えない。

 

 

転職にはリスクが伴う。

そのリスクを取ってでも転職をした人の話は

聞くに値するのではないか。

 

キャリアも見ずに「転職回数」だけで足切りをしてしまうのは

余りに杜撰な対応。

 

面接は試験ではない

面接を何度か経験すると判ることがある。

面接は試験ではないということ。

この事実に気づかない内はなかなか面接では結果が残せない。

 

もちろん試験的な体裁で挑んでくる会社もある。

その場合は「試験」として受け取って良い。

ひたすらにテンプレートを意識し、減点をしないように、

合格点を叩きだせるように練習を積めばそのタイプの面接を

通過することは容易になる。

 

しかし実のところ、面接は「話し合いの場」になる。

聞かれたことについて「回答する」のではなく

しっかり「話す」「わかってもらう」もしくは「話し合う」ことが重要。

 

どうして前職を辞めたのですか?

「これこれこういう理由で辞めました!」と

ビシッと決めるのではなく

「こういうことですが、これにはこういう理由がありまして」

としっかりと「自分の言葉で話す」という事が大事になる。

 

形式的な回答に終始すると如何にも用意してきた答えになってしまい、

その用意してきた内容から少しでも外れてしまうと

その面接全体がボロボロになってしまう。

 

相手は試験官ではなく、未来の先輩となる人。

その先輩に自分のことをわかってもらう話し合い、

その会社についてわからないことを聞く話し合い、

そのような気持ちで臨むと気持ちはやや弛緩する。

 

相手が試験官なら壁が出来てしまいやすいが

未来の先輩ならばその壁もできにくい。

 

いろんな会社があるので「応募者を見定める」というスタンスで

臨んでくる会社もある。

そのような会社に対しては「話し合い」のスタンスで臨むと

やや温度差が生まれてしまう。

 

その場合はその会社に入りたい場合は「見定めてもらう」という

スタンスで臨むのが定石。

しかしそもそも「応募者を見定める」ような時代遅れのスタンスで

面接をしているような会社に入る必要は無い。